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    • 【問い合わせの多い質問】下地コンクリートの乾燥狀態の確認方法
    2021/09/01 問い合わせの多い質問

    【問い合わせの多い質問】下地コンクリートの乾燥狀態の確認方法

    設計事務所、建設會社から防水工事店にいたるまで、數多くの問い合わせがある中で、今回は防水施工における「下地コンクリートの乾燥狀態の確認方法」をピックアップして、「各団體の仕様書等の記載內容」を中心にご紹介します。

    各団體の仕様書等の記載內容

    【建築工事監理指針 上巻】 826頁9.2.4(1)(?) 令和元年版は831頁

    ③乾燥狀態は、次のような方法によって判斷する。

     ?。保└咧懿ㄋ钟嫟摔瑜胂碌厮证螠y定

     ?。玻┫碌丐颔鹰衰毳珐`トやルーフィング等で覆い、一晝夜後の結露の狀態

     ?。常━偿螗戛`ト打込み後の経過日數

     ?。矗┠恳暏摔瑜肭餇顟Bの確認

    【日本建築學會 建築工事標準仕様書?同解説?。剩粒樱樱浮?/h3>

     4頁,8頁,93頁など(2014年版) 4頁,9頁,115頁など(2022年版)

    十分に乾燥していること.(2014年版) 下地の乾燥狀態は防水工法に適した狀態であること(2022年版)

    (1)下地の検査?試験

     施工に先立ち,下地の乾燥狀態及び表面狀態を點検し,防水施工上支障のないことを確認する.

     支障があると判斷される場合には、監理者の指示を受ける.

    また、シート防水機械固定工法に関して

     なお、加硫ゴム系または塩化ビニル樹脂系防水を下地に機械的に固定する工法や、接著剤にポリマーセメントペーストを使用するエチレン酢酸ビニル樹脂系シート防水などでは下地の乾燥狀態は施工にあまり影響しないが,防水層を施工する段階では十分乾燥している方がよい.(2014年版)

     なお、加硫ゴム系または塩化ビニル樹脂系防水を下地に機械的に固定する工法や、接著剤にポリマーセメントペーストを使用するエチレン酢酸ビニル樹脂系シート防水などでは下地の乾燥狀態は施工にあまり影響しないが,所要のコンクリート強度が発現するまで十分な養生を行ったうえで,防水層を施工する段階では十分乾燥しているほうがよい.また,ケイ酸質系塗布防水工法については防水層の施工する段階では濕潤狀態の方がよい.(2022年版)

    との記載があります。

    【全國防水工事業協會 防水施工法】 16頁,22-22頁など

    よく乾燥していること(濕式の工法及び機械的固定工法を除く)。

    d.下地の乾燥の確認

     防水工法の接著工法、密著工法、絶縁工法及び緩衝工法では、下地を十分に乾燥させることが重要である。コンクリートの乾燥は一般に,コンクリートの打設後の養生期間,その後の天候などを考慮して、表面が白っぽくなっていること(プレキャスト鉄筋コンクリート(PCa)部材やALCパネルも同)で確認することができるが,乾燥狀態には,次のような方法もある。

    ?、偾缣鞎rに,1,000㎜×1,000㎜程度の大きい黒いシートなどを、下地の表面に敷き,その周囲を粘著テープなどで固定して一晝夜放置して剝がし,下地の表面が結露していたり濡れ色になっていないことを確認する方法。

    ?、谒钟嫟蛴盲い茰y定し、その數値を確認する方法。

    MEMO

     露出仕上げの防水層では,下地內部の含有水分の蒸発によってふくれが発生する場合が多いが,この問題を解決するには,下地表面の乾燥だけを確認しても解決できない。上記①及び②の方法でも,防水層のふくれがでないというところまで確認することはできない。

     なお,絶縁工法に脫気裝置などを設置して防水層の膨れを防止するという案があるが,この方法ではふくれを防止することはできない。脫気裝置などを設置することによって、ふくれを低減することは可能である。

    MEMO

    コンクリート打設後の養生期間

    一般に 夏期で3週間程度以上

        冬期で4   〃

    の養生期間を取って,防水工事を行うことが多い

    MEMO

     露出仕上げの防水層では,下地內部の含有水分の蒸発によってふくれが発生する場合が多いが,この問題を解決するには,下地表面の乾燥だけを確認しても解決できない。上記①及び②の方法でも,防水層のふくれがでないというところまで確認することはできない。

     なお,絶縁工法に脫気裝置などを設置して防水層の膨れを防止するという案があるが,この方法ではふくれを防止することはできない。脫気裝置などを設置することによって、ふくれを低減することは可能である。

    【日本ウレタン建材工業會 ウレタン塗膜防水ハンドブック2018年版】 66頁,77頁など

    項目ポイント処理方法
    1.下地水分

    下地は十分に乾いていること

    ○表面が白く乾燥していること(目視)

    ○フィルム張り試験をして結露がないこと

    ○水分計で10%以下(參考値)であること

    ●下地の表面しか乾燥していないと考えられる場合は、脫気等(絶縁工法や脫気筒の設置等)のふくれ防止策を考えること

    5.4.2 水分測定【參考】

     下地(軀體)の水分量の測定方法として、高周波靜電容量式水分計を用いる方法を以下に示す。

     高周波靜電容量式水分計による測定(表面から40㎜程度まで)

    ?。保褂盲工胨钟?/p>

      ?コンクリート,モルタル用高周波靜電容量式水分計 HI-520-2(㈱ケツト科學研究所製)もしくはそれに準ずるもの

    ?。玻疁y定手順

     ?、偎钟嫟?、以下の通りセットする。

       材料選択:コンクリート(対象下地に合わせて選択する)

       溫度補正:自動補正

     ?、跍y定対象下地から,測定対象箇所を適宜選択する。

     ?、鬯钟嫟稳Q説明書に従って、電源を投入する。

     ?、芩钟嫟驕y定対象箇所の下地表面に置き,表示値を読みとる。測定は、水分計を置く位置を適宜ずらしながら數回行い,平均的な表示値を求める。

    ?。常Y果の表示

      ?數ヶ所の表示値の平均値を,測定結果とする。

    ?。矗⒁馐马?/p>

      ?水分計の表示値は真の水分率ではないので,水分の目安にはなるが解釈には注意を要する

    ?。担至郡文堪?/p>

      ?施工可能な水分量の目安は,10%以下とする。

      ?測定結果が10%以下であっても,下地表面が水分により黒く変色している(濕っている)場合は,表面が乾燥するまで施工しない。

     ※參考資料:コンクリート?モルタル水分計 HI-520-2 取扱説明書(㈱ケツト科學研究所)

    弊社の推奨

    コンクリート打設後の養生期間「夏期で3週間程度以上」「冬期で4週間程度以上」を軸に、過去1ヶ月の気象情報とを勘案した後、「目視による乾燥狀態の確認」を行うことを推奨しております。

    水分計の數値の根拠

    防水施工の目安として「水分計を用いて8%」「ウレタンなら10%」と長らく、建設業界で言われており、過去には

    【建築工事監理指針】では平成5年版(779頁)に

    ???① 高周波表面水分計で定期的に數箇所測定し判斷する方法。通常,含水率8°/wt程度以下を可とする。

    【日本建築學會 建築工事標準仕様書?同解説?。剩粒樱樱浮郡扦?972年版(35頁)に

    ???Kettの水分計を用いて8%以下の狀態にあれば一応安全圏內にあるといえる。

    との記載がありました。

    尚、この件に関して「新樹社」発行の「防水ジャーナル」2014年2月號において、日本大學の湯淺昇教授が詳しく紹介しているので參考にしてください。

    ?最新情報 – 日本大學 建築材料研究室-湯淺研 (jimdofree.com)

    次回ブログは10月1日(金)公開予定です。

    「水張り試験の必要性」

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